日本実験動物環境研究会
Japanese Society for Laboratory Animals and the Environment


◇新着ニュース (2019年7月8日)

日本実験動物環境研究会 イベントスケジュール


第65回日本実験動物環境研究会(シンポジウム)
テーマ:「実験動物飼育におけるグループハウジング・ソーシャルハウジングの課題と今後の展開」
日時 :2019年7月20日(土)13:30〜17:15
場所 :東京都健康長寿医療センター研究所
〒173-0015 東京都板橋区栄町35-2
参加費:会員3000円、非会員8000円、学生会員1,000円、学生非会員2,000円
[趣旨]
 「ILARガイド8版」並びに我が国の「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準の解説」においては、実験動物の飼養に当たっては群飼育をデフォルトとすること、と解説されている。しかしながら、我が国の現状を見ると、小型げっ歯類を除く中大動物群(ウサギ、イヌ、ブタ、サル類、等)では群飼育の導入が必ずしも定番とはなっていない。多くは、長年、GLP等の規制下で動物実験を実施してきた経験に基づき、動物の個別観察に主眼を置いてきたため単飼育が主流となっていると考えられる。他方AAALACに代表される動物福祉の国際認証取得施設も増加の一途にあり、実験動物飼養や動物実験の場における群飼育の導入が喫緊の課題となっている。本シンポジウムではこれらの現状を踏まえ、「実験動物飼育におけるグループハウジング・ソーシャルハウジングの課題と今後 の展開」というテーマの下、それぞれの背景を持つ5人のシンポジストによりご講演をいただくこととした。シンポジウム前半では、背景の異なるそれぞれのシンポジストから、GLP試験等における単飼育の必要性、グループハウジングの取り組みが進んでいる動物園における霊長類を用いた研究の紹介、また昨今特に関心の高いAAALACで求めている群飼育の考え方をアメリカでの事例を参考にご紹介いただき、相互に議論いただく予定である。シンポジウム後半では、グループハウジングやソーシャルハウジング、環境エンリッチメント等の国内における先進事例をご紹介いただき、これらの課題に関する今後の展開の参考にさせていただくことした。本シンポジウムが、実験動物のグループハウジングやソーシャルハウジングの理解を深め、質の高い動物福祉の実現の一助となれば幸いである。

<シンポジウム>
グループハウジング・ソーシャルハウジングの現状と課題
座長:黒澤努(鹿児島大学)、大和田一雄(岡山理科大学)

<シンポジスト>
1.小野寺博志 (国立医薬品食品衛生研究所) 13:30〜14:10
  「安全性試験における動物飼育 ―医薬品での動物試験―」
2.山梨裕美  (京都市動物園) 14:10〜14:50
  「社会環境が霊長類の福祉に与える影響:動物園動物における現状と課題」
3.内橋真悠(日本メドトロニック株式会社 14:50〜15:30
  「国際スタンダードとしてのグループハウジング−米国の実情と課題−AAALACの求める飼育環境と動物福祉の考え方を中心に−」
  ・・・・・・・・・・・・・休憩  15:30〜15:45・・・・・・・・・・・・・・
4.小山公成(アステラスリサーチテクノロジー株式会社) 15:45〜16:15
  「飼育環境の違い(単飼・群飼)がカニクイザルの行動及び生化学的パラメータに及ぼす影響」
5.渡邊利彦(中外製薬株式会社) 16:15〜16:45
  「グループハウジング・環境エンリッチメントの導入と評価 ~動物にとって住みやすい飼育空間をどのように提供するのか?~」

総合討論 16:45〜17:15

懇親会 17:30〜19:00

※詳細は、HPにて随時更新いたします。https://www.jslae.jp/
研究会に参加を希望される方は,6月30日(日)までに下記URLの事前登録ホームページよりお申込ください。

https://ssl.form-mailer.jp/fms/ca110d80613808
参加費は当日に受付でお支払いください。

問い合わせ先:日本実験動物環境研究会 事務局
担当者:桑野
Email:  info-jslae@jslae.jp
Tel:03-5925-2840 Fax:03-5925-2913


誤植のお詫びと訂正

会誌「実験動物と環境」第50号vol.25 (2)において、p.149に掲載された図が誤って おりました。著者および会員の皆様に謹んでお詫び申し上げ、ここに訂正いたします。
訂正(PDF)



日本実験動物環境研究会編書籍の案内


AAALAC International : ILAR 指針 第8 版に対応した
「動物のケアと使用に関する活動計画プログラムディスクリプション(PD)」2016 年度版
★詳細★

AAALAC International の認証申請の第一歩がProgram Description(PD)の作成である。このフォーマットが2016 年に改訂された。 これ以前のフォーマットは故池田卓也博士らが翻訳の労をとられた。本来であれば前版の翻訳者である池田博士が新版も翻訳されてしかるべきであったが,残念ながら,池田博士は新しいPDが公表されるのと入れ違いのように亡くなられた。そこで前版の監修も行った黒澤努氏が翻訳チームを結成し,新たにAAALAC International の代表となられたキャサリン ベイン博士翻訳を許していただくよう依頼したこところ,快く承諾された。翻訳チームは原文の理解に詳しい米国実験動物医学専門医である内橋真悠先生と実験動物環境研究会の役員に新しく就任された夏目知佳子氏と黒澤努氏で構成された。幸いにも故池田博士の前版が日本語で存在するのでとくに差し支えない部分は前版を踏襲している。 こうして新しくなったAAALAC International のPD の日本語訳が出版されるが,これを大いに活用してAAALAC International の活動への理解を深め,我が国実験動物界の国際化に役立て,それにより我が国のバイオメディカルサイエンスが一層繁栄することを期待している。

発行:2017年11月15日、定価:1,620円(税込)

『研究機関で飼育されるげっ歯類とウサギの変動要因、
リファインメントおよび環境エンリッチメント
実験室の動物たちの暮らしを良くするために』★詳細★

この著書は動物福祉研究所(Animal Welfare Institute)のウェッブサイトhttps://www.awionline.org/ にて紹介されているが、日本実験動物環境研究会により翻訳、編集したものである。副題W実験室の動物たちの暮らしを良くするためにWで言い表されているように、実験動物の福祉、とりわけ実験動物環境に関し、具体的な方法について記載されている。実験動物関係者のみならず一般の方々にも読んでいただきたい書。

発行:2009年10月1日、定価:1,500円(税込)

『NIH建築デザイン政策と指針』★詳細★

NIH Design Policy and Guideline, November 2003 Edition (USA) から実験動物施設設備建設に関する部分を日本実験動物環境研究会により翻訳されたものである。実験動物施設設備建設にかかわる方々に、是非参考にしていただきたい書。

発行:2009年5月14日、定価:4,000円(税込)

『EUROGUIDE』★詳細★

欧州協定ets123の改訂版附属文書Aに基づきFELASAから出版され、日本実験動物環境研究会により翻訳されたものである。欧州の実験動物事情を理解するうえで極めて貴重な文献であり、実験動物福祉に関心のある方々にとっては必読書。

発行:2009年5月14日、定価:2,000円(税込)


問い合せ先:
〒164-0003 東京都中野区東中野4-27-37

TEL 03-5925-2840 FAX  03-5925-2913
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